とある博士の育児日記 #1(妊活)
タイミング法の2回目で妊娠(成功)
タイミング法とは、『排卵日を予測』して性交渉を行い、受精率を上げる方法
卵子は排卵後、受精しないと24時間後には死滅してしまいます。
つまり、妊活においては寿命の短い卵子が受精できるタイミング、排卵日をしっかりと把握して性交渉を行うことが大切です。
排卵のタイミングを知る方法は?
エコー検査などで排卵のチェックをすると毎回、受診料や検査料など医療費がかかり、費用負担が大きくなってしまいます。排卵日検査薬も排卵が予想される前日に使用しなくてはならず、使い捨ての検査薬であるためコストパフォーマンスが悪いです。
まず妊活の第一歩として、妊婦用電子体温計で基礎体温を測り、周期をしっかりと把握することが簡単かつ重要です。また、排卵日検査薬は排卵日の前日に使用するため、排卵日検査薬の使用時にも基礎体温を測っておく必要があります。
基礎体温とは?
基礎体温の計測は、目が覚めてから動く前の体温を測る必要があります。
また、基礎体温の低い時と高い時の温度差は、だいたい0.3℃~0.5℃と温度変化がひじょ〜に微妙です。そのため、0.00度単位まで分かる婦人体温計があると便利です。
オムロンの婦人用電子体温計は、わずか10秒で0.00度単位まで計測できます。
基礎体温でどうやって排卵日を予測するの?
・排卵日は『低温期』の最終日
(最終低温日から高温相の2日目)
健康な成人女性であればホルモンバランスによって、基礎体温の高い『高温期』と低い『低温期』に分かれます。排卵は、『低温期』の最終日に起こることが多いとされています。
ここでポイントなのが、『低温期』の最終日
低温期の最終日は、基礎体温を毎日チェックして『低温期』と『高温期』の間隔を把握しておかなければ予測できません。基礎体温による排卵日の予測では、この『低温期』と『高温期』の周期を把握することが1番難しいでしょう。また、基礎体温を規則正しい周期にするためには、睡眠時間や食生活などを改善、整えることも重要です。
タイミング法は必要?
若くて普通に性欲がある夫婦ならタイミング法は不要
精子の寿命が2〜3日なので、週に2〜3回性交渉している夫婦あるいはカップルなら、精子がいつも女性の体内にいる状態なので、いつ排卵しても妊娠できる状態にあります。
従って、若くて普通に性交渉してる夫婦ならわざわざ排卵日にあわせて無理に性交渉をするよりも、性交渉の回数自体を増やしたほうが妊娠しやすいです。