3-3. 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の空気感染の危険性について
WHO（世界保健機関）は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染対策として、手洗いと人との接触距離（少なくとも1メートル以上離れる）を取ることを推奨していますが、感染者の咳などから出た飛沫は数メートルから数十メートルの距離を浮遊することが知られています。
オーストラリアと中国の研究者らは、WHOが室内のレッドゾーンでは人と人との距離を1m以上離れることを推奨していますが、飛沫の長距離輸送については言及していないことに懸念を示していました。また、空気感染の重要性を即座に認識して、WHOがそれに対する適切な措置を行わないと、数週間後または数ヶ月後に感染がさらに拡大することを危惧していました。
引用文献：
