大富豪からの9つの手紙

孤児が「億万長者」になるまでの80年で得た「人生のエッセンス」「9つの手紙」について、

　非常に読みやく、短い本なので本が嫌いな人や通勤時間など短い時間に読むのに良い本だと思います。大抵のビジネス本や啓発本は、当たり前のことを書いているだけで、この本も基本的には当たり前のことを書いているだけです。ただ、その当たり前をいつも通りに当たり前と思って終わりにするのではなく、この状況にはこんな意味もあり、こんな考え方もあると言うことを改めて実感、共感して、日々の退屈な生活に少しだけ色がつくような本です。

　そして何より、こんな素敵な手紙を残せる人生を歩んで孫に届けたいと思う素敵な本でした。

　人生の岐路に立っている人、就職前の将来について考えている学生や転職を考えている人などは、行動を起こす前にぜひこの本を読んで頂きたいと思う本でした。

1. 偶然：「偶然はこの世には存在しない」
2. 決断：「決断することで新しい未来が誕生する」
3. 直感：「自分にとって大事なことは心と体が知っている」
4. 行動：「決断しても行動しなくては未来は近づいてこない」
5. お金：「」
6. 仕事：「」
7. 失敗：「失敗の数だけ老後の楽しい思い出が増える」
8. 人間関係：「お金や地位だけではなく、いい人間関係なしには何事もうまくいかない」
9. 運命 ：「」

　さて、第1の手紙から第9の手紙を一言で書いてみましたが、「お金」「仕事」「運命」この3つに関しては、この本に限らず非常に奥が深い部分だと思います。この3つに関しては、私の感想・主観ではなく、実際に自分で読んで自分で解釈していただくのが良いと思い空白にしました。ぜひ、手にとって読んでみてください。