とある博士のパパさん日記

今後は主に出産・育児に備えた記事を書く予定です。

5-1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状と年代別の入院状況

 アメリカの研究者らの報告によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による入院患者の割合は、74.5%が50歳以上で、54.4%が男性でした。

 入院率は人口10万人あたり4.6で、65歳以上の高齢者で13.8と最も高く、高齢者のCOVID-19関連による入院は、高血圧、肥満、慢性肺疾患、糖尿病、心血管疾患などの基礎疾患を有する患者が多かったことを報告しています。

 入院率は年齢とともに増加し、0~4歳では0.3、5~17歳では0.1、18~49歳では2.5、50~64歳では7.4、65歳以上では13.8でした。

 アメリカの研究者らの報告では、症状の発症から入院までの平均日数は7日(四分位範囲:3~9日)であった。また、主な症状として、咳(86.1%)、発熱または悪寒(85.0%)、息切れ(80.0%)が含まれていました。胃腸症状も一般的で、下痢(26.7%)、悪心または嘔吐(24.4%)も見られました。

引用文献:

  1. MMWR., 2020, 69(15), 458-464.