とある博士のパパさん日記

今後は主に出産・育児に備えた記事を書く予定です。

5-4. 小児(子供)における新型コロナウイルス感染症について

 中国のデータは、小児(子供)における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状は、成人(大人)の症状よりも重症ではない可能性があり、子供と成人で異なる症状を呈する可能性があることを示唆しています。

 アメリカCDCは、18〜64歳の成人患者の内、71%が発熱、80%が咳、43%が息切れを報告していたのに対して、小児患者では発熱が56%、咳が54%、息切れが13%と症状を呈する割合が低いことを報告しています。また、小児では筋肉痛、喉の痛み、頭痛、下痢の症状もあまり見られなかったと報告しています。

 2020年4月2日時点で報告されたアメリカのCOVID-19患者149,082人の内、18歳未満の子供は1.7%(2,572人)でした。さらに18歳未満(2,572人)の中で、1歳未満の割合は15%でした。

 小児におけるCOVID-19感染は軽症で、発熱も咳もないかもしれません。

引用文献:

  1. Coronavirus Disease 2019 in ChildrenーUnited States, February 12ーApril 2, 2020.